BMW ALPINA XD4

パワー・トレーン

ニューBMW ALPINA XD4の開発で最も重視した目標は、限界を押し広げ、先代モデルのコア・バリューを改善することでした。ニューBMW ALPINA XD4は最先端のエンジン技術を採用し、パワー、トルク、ダイナミックなハンドリングと快適性を特徴とするこのセグメントに比類ないドライビング・エクスペリエンスを提供します。

ニューBMW ALPINA XD4のドライブ・トレーンは、4基のターボ・チャージャーとコモンレール式の高圧ダイレクト・インジェクション・システムを搭載したBMWの最新3.0リッター直列6気筒エンジンをベースとしており、4,000 ~ 5,000rpmで285kW〔388PS〕の最高出力を発生し、最大トルクは1,750~ 3,000rpmで770Nm〔78.5kgm〕を発揮します。ニューBMW ALPINA XD4は静止状態からわずか4.6秒で100km/hまで加速、巡航最高速度は268km/h*に到達し、セグメントで最速をマークしています。

*アルピナ・クラシック 22インチ鍛造ホイール(オプション)との組み合わせでは、巡航最高速度が約5km/h低下します。

卓越したパワーを引き出すのは、4基のターボ・チャージャーで構成された2ステージ・チャージング・システムです。並列する2つの大きな低圧ステージと、可変タービン・ジオメトリー(VGT)による2つの小さな高圧ステージが、全回転域においてスムーズに吹け上がり、ニューBMW ALPINA XD4は非常にダイナミックな加速感を味わえます。

ハイ・パワーには優れた冷却性能が欠かせません。そのため、ニューBMW ALPINA XD4のクーリング・システムは、効率を最大限に発揮できるよう設計されています。大容量クーラーと最適化されたクーラント・ホースが、高い押出量を実現します。間接インタークーラーの設置により、吸気の間隔を短く、温度を低く保ちます。そして、エンジンの正面に配置されたクーラー(空気で水を冷却)から、大容量インタークーラー(水で空気を冷却)へ送られます。加えて3つの外部クーラーとトランスミッション・オイル・クーラーを連携させ、高負荷時でもエンジンの安定した作動を保証しています。

All-Wheel-Drive

ニューBMW ALPINA XD4のAWDシステムは、BMW xDriveシステムとそのインテリジェントでダイナミックな駆動力配分のテクノロジーをベースにしており、トルクを前後アクスル間で数ミリ秒以内に連続的かつ完全に可変配分し、トラクションと操作性を最大限に高めます。ダイナミック・スタビリティ・コントロール、エンジン・マネジメント・システムと連動したトルク配分制御システムのソフトウェアは、走行性能を重視したチューニングが施され、例えば強い横Gが作用するような状況においてもバランスのとれたニュートラルなハンドリングを保ちつつ、俊敏性とドライビング・ダイナミクスを大きく向上させます。

ニューBMW ALPINA XD4のリヤには、電子制御式のアクティブLSDを採用しています。スリップによる駆動力のロスを最小限に抑え、必要な時にのみトルクがホイールに効果的に配分されるため、ダイナミックなドライビング時も確実に駆動力を伝えられます。そのため、アルピナ独自のリヤ寄りの駆動力配分のAWDシステムを組み合わせていても、ドライビング・ダイナミクスがさらに向上します。

Efficiency

アルピナが常に重視しているのが、優れた燃費とロー・エミッションを両立させることで、これを実現する画期的なソリューションをこれまでに何度も世界に先駆けて小規模量産で導入してきました。「SUPERKAT」(電子加熱式金属触媒コンバーター)もそのうちの1つで、NOxとCOの排出量を1996年に施行された排出ガス規制の数値よりも80%以上抑えることができるシステムとなっています。ニューBMW ALPINA XD4には最新の排出ガス後処理技術が採用されており、ディーゼル・パティキュレート・フィルター、NOx吸蔵還元触媒コンバーターと尿素水溶液(AdBlue®)を噴射する尿素SCRシステムを組み合わせ、排出ガスを最小限に抑制しています。なお、AdBlue®タンクの容量は20リッターで、通常はこれで平均10,000kmの走行に対応できます。

より現実に即したWLTP(乗用車等の国際調和排出ガス・燃費試験)に従って測定された平均燃費は14.5km/ℓで、CO2排出量は183*g/kmを実現しています。


※記載のデータは、メーカー公表値のため国土交通省届出値と異なる場合があります。※本仕様は予告なく変更する場合があります。
※写真は日本仕様とは一部異なります。また、一部オプションを含みます。